複雑三次元曲げ銅管における溶接によるサニタリー性低下と加工難易度の克服
化学医療コストダウンリードタイム短縮品質向上
複雑三次元曲げ銅管における溶接によるサニタリー性低下

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具体的なお困り事
医療分野で多用される銅管は、その高い抗菌作用により院内感染対策に不可欠な素材です。しかし、医療機器を通る配管に必要な三次元複雑曲げ形状は、従来の加工技術では極めて難しく、製造リードタイムの長期化を招いていました。加工を容易にするために複数パーツを溶接で接合すると、接合部から異物が混入する恐れがあり、銅管本来のサニタリー性と流体制御の精度が大幅に低下するという、医療機器自体の品質と安全性に関わる深刻な問題がありました。特に、高精度な流体搬送が求められる用途では、この溶接起因の品質劣化が許容できませんでした。
鉄冷媒配管技術を応用した銅管の単一部材・溶接レス三次元NCベンディング加工
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提案内容
当社のNCベンディング技術は、高圧・高精度な鉄冷媒用配管で培ったノウハウを応用し、銅管に対しても極めて高い精度での三次元複合曲げを実現しました。特に、溶接レスで複雑な形状を単一の部材から成形できる点が最大の特長です。これにより、従来の溶接接合時に発生していた異物混入リスクや菌溜まりの懸念を完全に排除し、医療機器に求められる最高のサニタリー環境を保証します。また、部品点数の削減は、加工コストの低減と納期短縮にも直結しました。

