切削ねじよりも高強度の転造ねじ
| 業界 | 自動車、航空宇宙、鉄道、建設機械 |
|---|---|
| 製品タイプ | 転造ねじ |
| 材質 | 炭素鋼(SGP)、アルミ |
| サイズ | φ10.5~φ60.5 |
| 対応加工範囲 | 材料調達、塗装、設計、パイプ曲げ、溶接、梱包 |
| 月産対応可能数 | 8000本 |
製品の安全性と耐久性を高めるため、ねじ締め付け時の強度不足や使用中の破損リスクを低減したいとのお客様の課題がございました。従来の切削加工で製造されたねじは、材料を削り取って成形する過程で金属の繊維組織が断ち切られ、ねじの谷底に応力が集中しやすく、そこが破壊の起点となるという根本的な問題点を抱えていました。この課題を解決するため、当社は切削ではなく塑性加工の一種である転造加工によるねじ製造を提案いたしました。加工における最大のポイントは、素材を削らずに強力な圧力をかけてねじ山を盛り上げて成形する点にあります。これにより、金属材料が持つファイバーフローが切断されることなく、ねじ山の形状に沿って連続するため、組織が緻密になり、引張強度や疲労強度が格段に向上します。結果として、母材以上の強度を持つ高強度なねじ部が実現し、製品全体の信頼性向上に大きく貢献することができました。





